■放送後記(2022/12/7 更新) ※クリックすると放送後記をご覧になれます。『SESSIONS』vol.8~収録を終えて~ 《ゲスト:津田寛治さん》 俳優・津田寛治さんは1965年生まれ。私も同じ年。 自分と同じ年のスポーツ選手の入団、活躍、困難、復活、苦難、また活躍の繰り返しを見ているような感覚に近いのか、いやそれとは違うような… 上手くこの感情は言い表せない。 一生お会いすることはないけれど、自分はこの俳優を見続けて、出演した作品を感じ、その存在を意識していくのだろう、そう思っていた。 NHKドラマ『駆落ち』、『八日目の蝉』、『珈琲屋の人々』、フジテレビ『Dr・コトー診療所』、ラジオドラマ『うつ病九段』、映画『119』、『模倣犯』、『名前』、『ONODA 一万夜を越えて』 … 何より最新作『山中静雄氏の尊厳死』の医師の役は、圧倒的な孤独の熱量を感じた。 演じる津田さんと、素の津田さんのボーダー(境界線)にふれたのではないか、この人は新しい境地に行ったのではないかと感じた。 『山中静雄氏の尊厳死』を観て、その映画館の帰り、その感動に心震えながら、主演の中村梅雀さん、津田寛治さんの演技に、ひたすら感動していた。 津田寛治さんの著作『悪役』は、傑作のノンフィクションであり、ワン&オンリーの本だと思っている。 LPレコードに針を落とすように、最初から最後まで、1ページずつ読んでも良し、気になるところから夢中で読み進めても良し、 このパーソナルブックは尊い輝きに満ちている。 決して順風満帆なサクセスストーリーではない、俳優・津田寛治の物語が描かれている。 著者・津田寛治さん、編集者全員、事務所の方々、ライターの方々、関わった全ての人たちに 「大変だったでしょ、きっと(この本の刊行まで)大変だったと思います。 諦めないで、真剣に、必死に、この本を作ってくださりありがとうございます。心から感謝です」 という言葉、気持ち、感想を贈らせていただきます。 番組中、丁寧に誠実に、お話くださった津田さん、ありがとう。 お会い出来て、僥倖です。 2022.12 |
■津田寛治さん著作『悪役』購入の方法(2022/12/8 更新)
|
■SETLIST(2022/12/13 更新)※クリックするとSETLISTをご覧になれます。・Joni Mitchell / Big Yellow Taxi (BGM) |
12月ゲスト:#津田寛治 さん(俳優)
ℹ️12月4日(日) 午後10時30分 他 #高崎電気館、#シネマテークたかさき などを訪れてお話を伺いました。
90分ラジオに耳を傾けて、週末の夜をゆっくりとお過ごし下さい。
お楽しみに。 pic.twitter.com/Pixzq44I6t— ラジオ高崎 (@RadioTakasaki) December 3, 2022
*instagram⇒こちら