2022/12/4 #008 津田寛治

■放送後記(2022/12/7 更新) ※クリックすると放送後記をご覧になれます。

『SESSIONS』vol.8~収録を終えて~

《ゲスト:津田寛治さん》
『SESSIONS』vol.8 ~収録を終えて~

俳優・津田寛治さんは1965年生まれ。私も同じ年。

自分と同じ年のスポーツ選手の入団、活躍、困難、復活、苦難、また活躍の繰り返しを見ているような感覚に近いのか、いやそれとは違うような…

上手くこの感情は言い表せない。
ずっとこの俳優の演技を、存在を見続けてきた、そんな気がする。

一生お会いすることはないけれど、自分はこの俳優を見続けて、出演した作品を感じ、その存在を意識していくのだろう、そう思っていた。

NHKドラマ『駆落ち』、『八日目の蝉』、『珈琲屋の人々』、フジテレビ『Dr・コトー診療所』、ラジオドラマ『うつ病九段』、映画『119』、『模倣犯』、『名前』、『ONODA 一万夜を越えて』 …

何より最新作『山中静雄氏の尊厳死』の医師の役は、圧倒的な孤独の熱量を感じた。

演じる津田さんと、素の津田さんのボーダー(境界線)にふれたのではないか、この人は新しい境地に行ったのではないかと感じた。

『山中静雄氏の尊厳死』を観て、その映画館の帰り、その感動に心震えながら、主演の中村梅雀さん、津田寛治さんの演技に、ひたすら感動していた。

津田寛治さんの著作『悪役』は、傑作のノンフィクションであり、ワン&オンリーの本だと思っている。

LPレコードに針を落とすように、最初から最後まで、1ページずつ読んでも良し、気になるところから夢中で読み進めても良し、

このパーソナルブックは尊い輝きに満ちている。

決して順風満帆なサクセスストーリーではない、俳優・津田寛治の物語が描かれている。

著者・津田寛治さん、編集者全員、事務所の方々、ライターの方々、関わった全ての人たちに

「大変だったでしょ、きっと(この本の刊行まで)大変だったと思います。

諦めないで、真剣に、必死に、この本を作ってくださりありがとうございます。心から感謝です」

という言葉、気持ち、感想を贈らせていただきます。

番組中、丁寧に誠実に、お話くださった津田さん、ありがとう。

お会い出来て、僥倖です。

2022.12
相原 透

■津田寛治さん著作『悪役』購入の方法(2022/12/8 更新)
※クリックすると詳細をご覧になれます

全国の書店でお取り扱い、ご購入可能です。
お近くの本屋さんで「本のタイトルは『悪役』、津田寛治さんの本、福井新聞社からでています」と本屋さんのスタッフに伝えて頂ければ取り寄せ可能です。本屋さんに届きます。

または、以下のリンクをクリックしてご購入下さいませ
https://bookfupro.base.shop/
※津田寛治さんの「悪役」関連インタビュー動画も見られます!

■SETLIST(2022/12/13 更新)※クリックするとSETLISTをご覧になれます。

・Joni Mitchell / Big Yellow Taxi (BGM)
・ビージーズ / イン・ザ・モーニング
・吉川晃司 / モニカ
・ジェヴェッタ・スティール / コーリング・ユー
・忌野清志郎 / 満月の夜
・萩原健一 / ララバイ
・ベン・E・キング / スタンド・バイ・ミー
・Joni Mitchell / Big Yellow Taxi (BGM)


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